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2011年7月 8日 (金)

今読んでる本

研修医の話の本を読んでいます。

その研修医はかなりヘボだと自分では書いていますが、実際のところはどうかは分かりません。

でも、その研修医の先生は脱サラして結構高齢で医者になったらしく、体力的にも大変みたい。

医者になる事、僕は勉強が苦手な方だったので、特に数学とか、だから理Ⅲなんて考えられなかったから医者なんて考えもしなかったけど。

もし医者になったら、何を重きとして考えただろうか。

この研修医の先生が考えてるのは患者を第一に、医師のヤリガイを考えています。

でも大学病院の先輩教授などは、患者は資料であるかのような扱い。

そこに、研修医先生は疑問を隠せない。

医者であるとともに、研学の徒である

というのが大学病院の先生だと、先輩医師や教授は考えているようですが、「あるとともに」ではなく、「医者である前に」になってしまっているようでした。

でも、ある程度は仕方が無いとは思いますが。

研修医の生活って大変なんだな。と改めて思いました。

ここ数年で、研修医の在り方が変わったようですが(海堂さんの作品に書いてあった)それでも、大変ですよね。

大学を卒業していきなり先生と呼ばれる事に違和感を覚える主人公。

病棟よりも他の場所にいる事の方が多い先輩医師と教授達。

違和感を感じる事が正しい事だけど、自分の置かれている立場を認識していない訳ではない、やはり、普通の先生から見たら異端児であったのかもしれない主人公。

決してカッコよくはなかったけど、そうだ、ガンバレ先生!と応援したくなる話でした。

続編が出てるようなので今度買ってみようと思います。

以前も書いたかもしれないですが、

やっぱり医療の現場の考え方とサービス業の考え方は酷似していると思います。

ただ、扱うモノの違いで、重要であったりそうでなかったりするのだろうとは思います。

僕の仕事はサービス・小売ですが、すごく医療モノの小説には感情移入しやすくて、その雰囲気までもが頭に浮かびやすい。精神構造?ていうのかな。すごく似ている主人公が多い。

それもまた、異端の存在とされている事が多いのですが…

実際の現場がどうなっているのかはわかりません。コードブルーのように、救急救命病棟24時のように医龍のようにチームバチスタのように???

あんなのは、ごく一部を切り取って見せているに違いなくて、実際はもっと人間臭いドラマが現場にはあるんだろうとは思います。

それがプロフェッショナルって事だとは思いますが。

それについては、僕の職業も同じなのですよね。

でも、僕の職業は甘く見られがち、何で?

テレビドラマでも不幸な人は取りあえずスーパーのレジ打ってるイメージが流れる。

レジってそんな誰でもできる仕事じゃないですよ。

スーパーってそんな誰でもできる仕事じゃないですよ。なのに何か甘く見られている所が嫌です。

それは、僕が好きなミステリーの世界でもよくよくあることなので、それだけは本当に納得できない。

違うぞ!と言ってやりたいが。スーパーの楽しさをどう伝えたらいいものか…

毎日楽しく勤務してますし、周りもそう思ってくれてるみたいですが。それは難しい事ですね。

伝えるレベル、もっと上げていかないとな。

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