« 少しいいこと。 | トップページ | 実は勘弁してほしかったりして・・・ »

2011年7月 2日 (土)

もう「苦悩」までいってるん?

ええ!癒し系クミたんよりメールがありまして、こないだ、貸した本のうちもう3冊も読んでしまったらしい…

いやいや、ペース早すぎ!だって「容疑者X…」読んでもたって事ですよね?もっと味わって読まないと…って僕もすぐに読んでもた口ですが…

ちなみに映画はよくできてましたよ。

「石神」が堤さんってのがちょっとカッコよすぎでしたけどね。

ちなみに、映画の良さは、そんなカッコよさ気な石神のぶきみさが描かれていたのが良かった。

映画じゃ本当に不気味なんですよね。

作中で、「天才という存在が本当にいるのだとしたら、恐らく彼は間違いなく天才だろう。」という文的にちょっとどうかと思う言葉を湯川先生に言わしめた男。

その不気味さは作品中それほど語られない。が、読んでいると石神の底知れなさのようなものを感じて、それを気味悪く思った事は確かでした。

天才数学犯罪者対天才物理学者探偵という。言ってみれば、変人対変人の対決。

それはそれは湯川先生の考えている事も、石神がいかな事をしたのかも、最後まで分からないし想像もつきませんでした。

ただ、言われた後に、確かに『数学者らしい、考え方の角度の違う事件」だったと。

そして、題名の「献身」の意味。

なるほど、題名のセンスもいいですね。

ちなみに、チームバチスタシリーズの第二弾「ナイチンゲールの沈黙」の名前のセンスもすごくいいです。題名だけ見たら、すごい安っぽい題に感じるけど、実はちょっと深いんですよ。

「容疑者X…」のいいところは、やっぱり。最後、この後二人はどうなるのだろうか…と考えてしまう所にあると思う。

僕は以前から、「続きを考えてしまう作品」こそが名作だと思っているので、ハッピーエンドじゃなくても、基本的にはいいんですよ。ハッピーな条件が入ってればそれでハッピーエンドになるし…

無くても、自分で想像するのが楽しい。

まあ、「献身」に関しては幸せの前に辛い生活が待っているし、その後に再開できるかどうかも分からない。それに、残された娘の運命は…

そう思うと少し切なくなる。それを乗り越えるほど、石神には時間は残されていないだろうし…

そう思うとやり切れなくなったりする。

« 少しいいこと。 | トップページ | 実は勘弁してほしかったりして・・・ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: もう「苦悩」までいってるん?:

« 少しいいこと。 | トップページ | 実は勘弁してほしかったりして・・・ »