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2013年10月14日 (月)

そんな言葉出てこないし…

少し前世間を騒がせた視聴率を取ったドラマ。あの銀行が舞台のドラマですが、その時期僕は全くそんなものに興味を示さず、一切そんなものが流行っているとも知らず。

そのまま最終回を迎えたらしいのですが、視聴率が40%を超えたそうな…

そんな超絶人気だったドラマですが、どうも、聞くところによると、池井戸先生の原作があるとの事。

ドラマで見前に原作をと思い、得意のキンドルへダウンロードしました。

そのドラマには流行言葉があって、それが『倍返し』らしいのですが…

『あんまいい言葉では無いな…』と思いながら読んでいましたが、全くそんな言葉出てこないんですが…「10倍返しだ!」は1回あったけど…

一体どの段階で出てくるのやら…もう70%は読んでしまってるんですが…

その大よその展開として。

主人公が勤務する銀行をだまして、粉飾決算で不正融資を受けた大口融資先が、融資そのものをほとんど回収できずに倒産してしまい、その責任の所在を、主人公に向けられ、その主人公が融資の回収と責任の回避をするために動き回るという話です。

読んでて、他人事では無いなと思わされることが沢山起こります。

別に僕が銀行員でもないですし、出向などもほとんど関係ないところで働いていますから、そういう部分ではなく、

サラリーマンというところです。

思えば、僕はアルバイトからサラリーマンになったという経緯があって、日本企業の影というものをあまり意識せずにこれまでサラリーマンをしてきたのかもしれません。

でも、多くの日本企業は、上から言われた事は正しい事なのです。

お上に逆らって会社で無事でいられるわけがないのです。

もちろん、あの話では、逆らわなくても無事では無かったのですから、逆らってなんぼだろうとは思いますが。

多くの場合、上に逆らうのは目の上のたんこぶです。

僕だって従順な方がいいと思う。

そりゃだれだってそうです。例え正しくても、それがまかり通らないのが会社組織です。

上のいう事におとなしくしたがっていればそれがいい社員なのです。

『ことなかれことなかれ』言ってた方が、いくら凡庸な人間でもはるかに仕事のできる人間なのです。

『それは違う、こっちが正しい!!』なんていおうもんならあっという間に異端扱いです。

出世も望めないのかもしれないし、風当たりも強くなるのかもしれない。

僕は間違いなく後者で、どうにもこうにも前者になれない。バカ者だろうと思います。

真正面からぶつかっていくしかできない僕はやはり馬鹿野郎です。

うまくかわしながら時には妥協しながら、利用しながら共存していく、それが理想的な反発なんだろうと思います。

正しいと思う事を直接ぶつけても、向こうも正しいと思ってるんだから仕方がないって事です。

正しいと正しいなら、上司の方が正しいのが当たり前ですからね。

上司がどんだけ偉いんじゃ!って思ってしまうから僕はバカなんですよね。

上司なんだから偉くて当たり前なんですけどね。

僕のような末端の人間が何を言おうと、ゴネているとしか映らないのが残念なところですね。僕からしたらゴネているのは向こうの方ですけどね。

何か、作品の主人公の気持ちがとてもよく分かるけど、それでも会社では真摯であろうとした主人公は立派な社会人だなと思いました。時々荒っぽくもなるけど…

当たり前なのかもしれませんが。そういう意味では僕はやっぱりハンパものです。

確かにハンパものではありますが、もっともっと磨いていって、そして本物になってやろうと思います。

磨くのは理性。湧き上がってくる怒りや苛立ちを抑え込めるだけの理性。平然を装えるだけの理性。

先は遠い…

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