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2013年10月 9日 (水)

容疑者は元交際相手

何でこんな簡単な事に気が付かないのか…というのも。

会社で休憩中に流れていたテレビで…高校生の女の子が、男性に刺殺されたとの事。

それが、お芝居をしたりモデルさんだったりの、所謂芸能人だった、というので、各メディアはこぞってその悲劇を取り上げています。

そして、彼女に面識のあった著名人にコメントを求め、それぞれに人物像であるとか、お悔やみの言葉をもらっていました。

別にそれ自体はそうなんでしょうし、お悔やみの気持ちが偽物であるとも思いません。当然いい子だったんでしょうし、明るく元気で未来が詰まっていた事も事実でしょう。

こんな形で未来を断たれた事に両親は本より、縁ある人は悔しさでいっぱいでしょう。

でもこれって、そんなに予測できない悲劇だったのでしょうか。

ということが言いたい。

もちろん、突然命を絶たれたという事、ストーカー被害を警察に相談していたけど、それらしき対応もしてもらえなかったという事。

それ自体は悲劇で、悪者が、犯人以外にもいるようにも感じられますが、ちょっと待ってください。

ご遺族の心情を考えてのことかもしれませんが。

何度こんな事を繰り返せば気が済むのですか?と…

テレビで報道されているのは、『こんな悲劇がありました。』『またも弱い女性が被害に遭いました。』『ストーカーに対して警察の動きは…』『弱い者を守るという意識が』『犯罪に対する教育が…』『男性の心の弱さが…』

まあ、ざっとこんなところでしょう。

何があっても手を出したら終わり。当然殺人など問題外。だから、容疑者の心情などテレビで取り上げる事など絶対にないんだろうと思います。

それよりも悲劇を取り上げた方が視聴率につながるから。テレビを見ている人全員がお悔みの念を送る。不条理に奪われた命に対してご冥福をお祈りする。

一件人間倫理で道徳的なようにも思うし、それが当然かのように思うけど。

そんなのは、意識の誘導の結果にすぎないのではないでしょうか?

VTRや演出でいかな悲劇を視聴者に与えて、『ああ、可哀そう』『自分じゃなくてよかった』『男ってやーねー』『怖いなあ…』『赦せない、いつも被害者は女』

なんていう心情をコントロールしてそれで終わってる。

じゃ逆に容疑者がなんでそんな行動に出たのかなんて考えたVTRが今までにあったのか?

はっきり言って『殺人をするような変人にスポットを当てても共感は得られない、同情もありえない』と変人扱いになってしまっているのではないでしょうか。

何が言いたいかというと。

あの事件以外でも同じように元交際相手がストーカーになったであるとか、殺人を犯したとか、そういうの山ほどあるじゃないですか。

いまこの現在だって、その予備軍はたくさんいますよ。絶対いる。

そう言う人間の抑止力となることを、本来はマスコミがすべきなのではないのですか?と言いたい訳です。

煽ってどうすんだ…

少なくとも、被害者となった女の子は、もう聖女のごとく清らかな未来のある女性としての扱いで、一点の曇りもない存在のようでしたね。

違うだろ、そんな人間いやしない。

元交際相手が殺人犯にまでなってしまうまでに、一体何があったのか…これこそが本来報道されるべきことなのではないのでしょうか?

それがむしろ犯罪者予備軍には共感を得て、抑止力になるのではないのでしょうか?

犯人の事なんて男だという事以外何も知りませんが、それこそがむしろ危険な事なのではないのでしょうか?

『容疑者は被害者の元交際相手の男性』このフレーズ、何度耳にしたことか…

それでもみなさん何か不思議だと思いませんでしたか?

『なんでそんな男と付き合ったのか』とか『また!?』とか『ストーカーってなんか多いな…』とか。

僕はそう思っていましたが、最近そのメカニズムの一つが理解できるようになりました。

つまりは、「僕だってストカーになり得る」って事です。

詳細はまた違う日付で…

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