職業旅人が羨ましい
旅路の果てを夢見て…旅さえ出れないこの僕はいつの間にか信じられる友さえ無くした…
なんて言う歌詞がGLA▼の「サヴィル■ゥ―3番地―」という歌にあるのですが…
実はこの歌、GL▲Yの中で一番好きな歌だったりします。
何というか、優しい歌だなと。
ちなみにこの歌は、アルバム「HE▲VY GAUGE」の最後の曲なのですが…初めて聞いた時から衝撃的で…一発で気に入りました。
それはそれはカラオケでも多用したものですが…あんまり知られてないから、場が落ち着いてきてから、何となく歌う事にしていましたが…その話はどうでもよくて。
どうでもいい話ついでに…『GLA▼の中で自分が気に入ってる曲を12個選んで、自分ベストを作るとしたら、どれを選びますか?』ってなった時に。「H●WEVER」が「12個どころか20個選んでも入らないよ」と言うとみんなビックリします。
そういう時ちょっとGL▲Yを知ってる気分になりますが、あくまで自分ベストなので、だとしても何の意味もなかったりします。
言いたいことは、有名じゃなくても何百万枚売れてなくても、心に染みる歌はいっぱいあるよと言いたいのですが…
最近はそういうの全然聞いてないのです。精神的にはそういうの聞く気分ではなかったりしますし…
たまたま、つけたラジオで流れてて、『お、この曲リクエストしたやつ分かってるなあ…』なんて思ってテンション上がってしまったのですが…
今日書こうとしたのはそういうのではなくて、
最初に紹介した歌詞の中にある『旅』についてです。
普段休みの日には可能な限り家から出ないようにするのですが、そういう日をずっと続けていると、自分の世界がすごく狭くなっていくような気がして。
少し歩き回りたい気分になります。普段から地面は歩きまくってるので、そういう意味では無くて、自分の知らない土地に足を運びたいと言う意味で。
他人に言うと必ず『そっち!?』というようなニュアンスで言われるのですが、「そっち」とは別の方とは何の事か、ずっと分からないできました。
ので、何となく考えてみたのですが…
もしかして、観光の事?なのかな?
ゆっくり温泉にでもつかりたいと思うのが普通なのでしょうか。僕が考える『旅』とは、自分の足で歩いて体験するモノだと思うのですが。
これまた、こういう書き方だとおかしくなるかもしれませんが、電車とか自動車とか、乗り物で移動するのはありです。じゃないとどんだけ時間かかるんだって感じですからね。
そうじゃなくて、自分の肌で感じる事の出来る旅をしたいと。そういう訳なのですが…
違う土地にバスか何かで来て、温泉宿に入り、温泉に浸かって、タクシーで駅まで行ってバスで帰ってくる。っていうのは僕の中では観光で…
生きたい土地に電車で行きついて、文化遺産を巡り、自分で旅館を手配して、温泉に入り、帰りに残りの名所を回り、電車で帰る。というのが旅です。
土地の人に道を尋ねながら、迷いながら、クタクタになって旅館の温泉に入り、フカフカする布団で眠る。朝ゆっくり起きてチェックアウト。駅までの物見遊山、駅のポスターとか、電車の中刷り広告を見たりして、次の行先を決めて、歩いて行く。
そうやって全国各地を回ったあとは、今度は外国に出たい。
流石に、徒歩でなんてことにはいかないだろうけど、世界各地の有名名所を見て回りたい。それで感動してみたい。
自分の世界観の小ささにショックを受けてみたい。『世界は広い…』と打ちのめされてみたいのです。
当分の間、そういう事はホント夢物語でしかありませんが…
『旅路の果てを夢見て…旅さえ出れない子の僕は…』
何となく、頭の中に響いてきます。ゴールテープを切るシーンを想像するんだけど、実際はエントリーすらしていない。という…
自分の情けなさではなくて、実際にやるには可能性の低い夢に対する嘆きのようなものに切なさを感じてしまいます。
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