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2014年2月17日 (月)

正当な評価

こんな題名にすると、自分が正当な評価を受けていなくて悩んでいるかのようですが。僕は別に自分で自分の評価をするので、上司を含め誰に何と思われてても構わないというのが本当のところですので、自分の事ではありません。

ずっと前から書こうと思ってたのですが、それ程重要な事でもなんでもないので、まあ、いつか書けたらいいかという感じに思っていたのですが。

蓋然性を持った意見だろうと自分では思っているのですが、どうでしょうか。

学校の制服と会社の制服を同じ意味でしかとらえていない人って異常に多くないですか?という事です。

どの会社でもそうですが、服装身だしなみ規定というのが設けられていると思います。うちの会社でもそうです。

その体制だけ見ると、学校の校則での服装身だしなみ規定も同じように思いますが、社会に出て、社会人として生活し始めて初めて気が付いた事ですが…

学生の頃(制服がある高校生までと考えてください)服装において、多少の校則違反があっても『制服の着こなし』とか『かわいいから別いいんじゃない?』みたいな流れがあって、『少し違反するけど、みんなやってるからいいやん』という雰囲気がありました。これに至っては現在進行形です。今現在だってまったく同じ。

それ自体が悪いとは僕自身も思っていません。僕だっていろいろやりました。その方がカッコいいと思っていましたからね。むしろ校則通りの方が『ダサ!』とか思っていたほどです。

高校を卒業して、大学生になっても、そういう気持ちはそれ程変わりませんでした。アルバイト先では本当は禁止されているハズのカラーについても『アッシュ系のブラウンぐらいまでならいいかも?』とか考えたり、髪の長さもやっぱり違反していました。

当時はそれ程厳しくも無かったですが…

それが一体どういう事なのかという事すら気が付いていませんでした。先も書きましたが、校則となんら変わらないレベルで考えていたのです。

社会に出てもしばらくはその延長線上にありました。社員だから守らなくては…ぐらいの気持ちです。ただそれだけでした。

が、いろいろ、部下の評価や上司が部下にに与える評価を見聞きしているうちに、それが大きな間違いである事に気が付きました。

『たかが服装身だしなみの規則』と思っていたのですが…一応言っておきますが『されど…』という訳ではありません。それは別の考え方です。

これは遅刻にも通ずる考え方ですが…

どれほどいい働きをしようと、優れていようと、どれほど一生懸命だろうとやる気を見せようと、服装身だしなみすら守れない人間は正当な評価を受ける事は無い。

という事です。

社則とは、いろんな問題が発生して、または発生する事を未然に防ぐために作られた先人たちの知恵の結晶です。

そういう意味でも校則などとは重みが違います。

そう規則されることには意味があるのです。

それに気が付いた時には、自分自身に愕然としました。これまで、曲がりなりにも一生懸命になって働いてきたつもりでしたが…

制服一つとっても何だか胡散臭い格好でしたし、ジーパンも…当時使っていたのは、やっぱり胡散臭かった。髪は短かったけど、散髪寸前は、相当怪しかったし…

要するに、服装なんてちゃんとなってなくても働きでカバーできるとか簡単に思っていました。今にして思えば何もちゃんとやっていませんでした。ちゃんとなってる日もあっただけです。

自分が、今の立場になって時々思います。そしてへこみます。

『そうか、あの時の僕の上司はこんな感覚でいたんだな…』と。

気が付いた時に当時の上司の一人に話した事がありました。

「なんや、今頃気が付いたんか?オレは言うつもりは無かったけどまあ、気が付いたんならいいんちゃうか?」と言っていました。

これは人に言われて気が付くものではないのかもしれません。自分で気が付かなくてはいけないものなんだろうと思います。

正当な評価を受ける事がどうという意味ではなく、自分が評価や管理監督する立場に立った時に、自分自身が過去こういう印象を持たれていたという事に気が付く事自体が悔やまれてならないのです。

『そういえば、賢いやつはアルバイトでもみんなちゃんと社則守ってたな…僕ぐらいやないか。ホンマアホやわ…』

思い出すたびに苦笑いが出てしまいます。

僕が伝えていってどれほど伝わるのかは分かりませんが、今後少しずつ、特に若い人向けで伝えて行こうと思います。

自分で気が付くのが一番ですけどね…

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