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2014年3月10日 (月)

自分の事は棚に上げ

ある人の恋愛状況について、ブログでFさんの考えをアップして下さい。

との事でしたので、一つのネタとして考えをアップする事に足ました。

ある人が恋愛で悩んでいるとこの事ですが。僕は恋愛の事を偉そうに講釈を垂れる程の経験や成功があるわけではありません。

ので、必ずしも正しいものではありません。という事を始めに書いておきます。

恋愛に悩んでいるというその『ある人』の状況ですが。(便宜上Aとしましょうか。)

『自分と彼女との気持ちに差があって、その差が、自分としては受け入れがたいものだが、だからと言って切り離すこともできない。』

『自分にとっては生涯の相手と決めてしまっていて、相手にとっても他に選択肢がないのだから自分ともっと仲良くやるようにして欲しい。』

との事。他に条件として

①相手の女性はAの事を『知人男性では一番好き』と言っている。

②白馬の王子様が迎えに来てくれると言っているらしい。

③Aと二人で泊りがけで旅行に行ったが、深い仲になる事は完全拒否。

④その事でAは悩んでいる。

僕の中では二人で旅行に出かけた時点で深い仲になる事を拒否る理由が分からんのですが…まあそこを言っても始まらないので、機会があれば触れる事にします。

まずはじめに、恋愛ってもっと気楽で、楽しいものではないのかな?と思います。

明日会えることを楽しみにしたり。

交差点や町中で偶然を探してみたり。

デートの約束をどうやって取り付けようかとか考えたり。

デートならどういう風にしようか作戦会議を友人としたり。

付き合い出しても、初めて電話する時は心臓の音まで聞こえるんじゃないか?と思うぐらいバクバクしてたり。でも電話上では普通を装ったりしたりして。

会うときは、「こないだこんなおもろい事があってな。」とか、相手も「ちょっと聞いてよー。」とかどうでもいいような事が、なんかやたらと楽しくて。ちゃんと聞いてくれて、返ってきて、共感したり、共感されたり。相手を少しでも理解しよう。味方になろう。とか考えたりして。

そのうち、相手のもっといいところを知っていって、自分の武器(いいところ)もさり気なく出していったりして。

そうやって心のガードを解いて行って少しずつ少しずつ心をつなげていくのが楽しかったりするんじゃないのかな?

僕の印象では、Aはそういうの楽しんだりしてないような気がする。

何か結婚とか、このまま付き合うか分かれるか。とか何かすごく極端な、というかAの理想が突っ走りすぎてないか?と思います。

必ずしも、自分の望む方向へ、二人の関係が行くとは限らないし、相手がある事なので、思い通りにならない事の方が多い訳で…

ズバッと言ってしまえば『我がままなのはAの方なんじゃないの?』です。

相手が彼氏のAの事を『男性の中では一番』と言っているならそれはそれで甘んじて受け入れたらいいんじゃないの?それでいてデートや何気ない会話を重ねながら、『こんないいところがある』とか『やっぱりこの人は他の人違う』とかそういう事を理解していくのではないか。と思います。

『お付き合い』というのは、告白と同意(場合によっては同意のみ)によって始まるものだろうと思いますが、『お付き合い』が始まったというだけであって、何の既成事実も産みません。

『オレら恋人同士なんだから』という風に、男性から仲を無理矢理進展させようとする言葉は(…確かにその「押しの一手」が必要な時もあるにはありますが、)『恋人同士』という言葉ありきで発せられた言葉で、本来なにもないところに、さもそれが当然の形であるかのように見せかけた『焦り』のハッタリです。

だって『お付き合い』が始まった恋人同士はこうしなければならない!なんていうガイドラインは無いですからね。

恋人同士になったからって焦ってHする必要もなければ、いきなりいちゃいちゃする必要もない。

恋人になった瞬間に得るものは『排他的既得権』だけでしょうね。それも自分だけがそう思うだけの。

男性に特に顕著に出やすい「他の追随を許さない自分だけの権利」の主張権です。

結婚もそういう意味では同義でしょうけど、重さが違うような印象はあります。

話がそれましたが…

「Aはもう少し待ってあげればよかったのに…」という意見もありました。

僕もそれには賛成です。急ぐ必要など無いと思うからです。

彼氏・彼女の関係なんて当人にしか分かりませんし、いろんな形があるから、何が正しいかは本当は全然わかりませんが。

何かの形でもって男女交際を定義づけているのであれば、それは改めなおした方がいいでしょうし、

相手との気持ちの差について、それをもたらしているのはAの方だろうと思います。

Aが、自分はもてないから、これが最後のチャンスなんて勝手に考えているのは、とてもナンセンスな事だろうと思います。

自分の容姿にコンプレックスを持ってるのかどうかは知らないですが、そんなコンプレックスと恋愛なんて何も関係無いですからね。

僕からしたらまだまだ若いのに何が「最後のチャンス」か。です。

それに「相手にとっても年齢的に自分が最後だと思う」というのは、はっきり言って相手に失礼です。相手の年齢、そんなでもありませんよ。

楽しく恋愛できないのであれば、その先だって望めません。

相手の事が好きなのは分かりますが、恋愛を楽しめない相手とどうやって未来を想像するのか、僕には分かりかねます。

そうなったら好きでも『だめだこりゃ』ってなりますし。実際僕だってなった事あります。

恋愛ってもっと気楽なものじゃないの?

『結婚と恋愛は別』とか言ってる女の人もいるぐらいですもんね。既婚者の人で。旦那は旦那、恋人は恋人。(でも体の関係までは恋人には求めないぐらいのフランクな付き合い)って感じですが。

気楽なお付き合いという意味ではその意見に概ね賛成です。

なので結論としては、『Aは自分の恋愛観を見直す必要があるのではないですか?』というところでしょう。

相手の気持ちを優先して考えてあげてください。自分の気持ちを押し付けず、相手と一緒に楽しく進んで行っては?

それでも駄目なら相手は自分とは合わないと思うべきでしょう。

歩み寄りが限界と感じたのであればそこまでです。その先はありませんし、相手がこちらに歩み寄ってくれることを期待するのは駄目です。その可能性はゼロと思った方がいいでしょう。

これ以上は無理だと思った時は、素直にその気持ちを打ち明けましょう。決断は得てして男が取るものです。

恋愛関係の最後に悪者になるのも、多くは男の役割でしょ?女の子を悪者にしたくなければ、その気持ちで、自分がなればいいんです。それは意外に難しくない事ですよ。

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