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2014年3月 4日 (火)

所有権の放棄

少し前書いてたことで、質問があったのでお答えします。

以前僕は所有権をめぐる争いには弱いと書いたのですが、それはどういう意味か。との事で。

要するに『これはオレのだ!』『いいや!オレのだ!!』みたいな事になると、譲ってしま打という事ですが。

理由は二つあります。

昔からそれはそうで、同じ立場で同じときに主張しあうと、まず考える事は相手がこれを持った時と、自分が持った時、どちらが有効利用できるか?という事はやっぱりどうしても考えてしまうのですが。

自分の想像上で、僕がうまく利用しているところなんて思い浮かべられたためしがありません。

『こりゃぁ、向こうの方がうまく使うだろうな…』と思った瞬間、悔しいけど譲る気持ちになってしまいます。

もともと、僕自身は道具を大切にしているつもりでも、他の人から見たら、割と雑に扱っているようですし。自分以外の人が持ってた方が何だって大切に使うだろうと思うのです。

二つ目の理由は…相手がそれを手に入れて、喜んだり、大切に使ってるところを想像すると、ちょっと前に出られません。

それに、自分がそれを力づくで手に入れたところで、恐らく虚しさとか、使ってても遠慮が生じてしまいます。

そういうの、持ってて、何か胸を張れないというか、どうせそのうち使うのが嫌になってきたりしますし。新しいの買ってしまったりするかもしれません。

こういうの、ケチがつくというのかもしれませんが…

所有権の主張はやっぱり虚しさしか生まない感じですよね。

もちろん男性的な感じで、誰よりも上に、前に主張したい気持ちがあるから、譲る時は悔しさも伴いますが、自分がするより価値があると思えれば、我慢できますね。

ただやっぱり悔しいから、譲るって決めてても、一度は反発したりします。素直になれないんですね。いくつになっても…僕はガキだ…

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