噂なんて七十五日
噂なんていちいち気にする方が間違っているんだろうと思いますが。
まだ生乾きの以前あった事だけに、以前のように、簡単に笑い飛ばすことができません。
なんて余裕のない人間になってしまったんでしょう。
ホント根も葉もない噂ってどこから発生するんでしょうか。
さも真実のような事って信じてしまいそうになりますし、恋愛関係の事なら、ちょっと面白そうというのは否定できませんが、噂の主にしてみれば、迷惑千万ですよね。
根も葉もない事ですから。
その噂が回りまわって噂の主の耳に入って来た時のあの何とも言いようのない感覚は、生乾きの擦り傷をたわしで擦られる気分に似ています。
噂なんてくだらない、事実なんてもっとしょぼいのに。と笑い飛ばしていたのが三年ほど前なのにあの頃が懐かしい。
気になるほどではないけど、笑い飛ばせない事が、自分が弱くなったと思わされて、何か嫌です。
そうやって噂を回しているのは楽しいって知ってるから、そういう時には嫌だとは言いませんが、噂は大嫌いです。
本人が強く否定したって、状況だけで真実に変えられてしまいます。
僕なんかは否定して駄目だったら、面倒になって覆す気力が湧いてきません。『もう勝手にせえや…別にどうでもええわ。それを望むんならそれでええやんけ。』と思ってしまいます。
そこまでムキになって否定せんなん程、自分の中で大事な事か?とも思えてくるし、ムキになって否定するのが何か馬鹿らしく思えてくるのです。
何だってそうですね。僕は、変な風に面白おかしく言われても、初めに否定はするものの、それでも面白おかしく続けられるときは、『どうでもええわ、言っても無駄や』とすぐになってしまいます。
もしかしたらどうでもよくない事も、そうなってるかもしれません。
これが他人の事ならムキになって返せると思うんですけどね。
所詮自分の事なんて、好きなように解釈すればええわ。と思ってしまいます。投げやりなのかもしれませんが、じたばた動いたところで、どうにもならないのも事実ですからね。
本当に解きたい誤解だって、動けば動くほどに絡まるものですし。そう思うと余計にパワーが出ません。
変にこんがらがるぐらいなら、誤解されてる方がまだ解けやすい気もしますしね。
時々思う事ですが、自分で自分の価値を決めるB型の僕は、他人がつける自分の評価に、これまで無頓着すぎたのではないか?と。
でもそれは、自分のいいところもスポイルしてしまいそうで、否定する事はできないと思います。要は程度の問題だろうとも思いますが。
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