メッセージ的な夢
今回の夢は、ゼミコンに参加している夢でした。
会場は繁華街にある、オシャレな場所でした。赤レンガを模したような壁に大きなガラスはすぐそこの川をテラスを挟んでよく見えたし、広いフロアは若い男女だけでなく、中高年老若男女が好んで食事を楽しいでいるように見えました。
夢の始まりは、その会場に向かうところからでした。見覚えのある商店街。間違いなくあれはO野市の商店街でした。今は、シャッター街に近くなってしまっていますが、僕が子供の当時は多くの人が行きかっていました。
が、それは入り口だけで、少し歩くと、全く違う場所でした。全然知らん場所でしたが。僕は知ってる風でした。
同じゼミコンの参加者(恐らくはですが)と、ゼミコンが行われる場所に歩いて行くことになっていました。
目印は焼き鳥屋さんらしいです。隣の幹事っぽい子が言っていました。確か赤いのれんで店の名前が黒字で書かれた焼き鳥屋さん。のれんと同じようなうちわで囲炉裏(?)を炙ってて、制服は作務衣のようなので、紺色前掛けは白色で、帽子も制服と合わせた色をしていました。
『清潔感のある感じで繁盛してるのがよく分かる』というのが僕の印象でした。実際夢の中では相当がお客さんが買いに来ていました、ていうか目印になるぐらいですからね。
その焼き鳥屋を右に曲がると、そこはもうゼミコン会場の土地で、エントランスに向かって横の川も含めて石畳がオシャレに装飾されていました。
入り口を見て『冠婚葬祭何でもいけそうやな…』と思いましたが、今はお客さんとしてきているので、そういう事は考えない事にしました。
中では幹事っぽい子が全体を取り仕切る感じで始まりました。『ここでああしたらいいのに…』という事もあったけど、そつなく会は進みました。歩きできてるので、アルコールもOK、結構飲んでたように思います。
そこで、少し催したので、トイレを探したのですが見つかりません。幹事の子に
「ごめん、トイレが見つからないんだけどどこか知らん?」と尋ねると。
「すいませんFさん、ここめっちゃいい所なんですけど、トイレだけが無いんです。商店街に共同トイレがありますからそこ使って下さい。」
と言われました。『何?商店街の共同トイレて初めて聞いたわ…』と思いながら、商店街の来た道にそんなものは無かったので、恐らくはここよりも先にあるんだろうと…
焼き鳥屋をまた右に曲がりました。少し行くとすぐにトイレらしきものがあって…ていうか
『でかい!!』銭湯並みのでかさのトイレでした。
なるほど共同トイレというだけあるぞ…と思いながら、中に入ると、そこはもうめっちゃ汚いトイレで…
銭湯のような見た目同様に地面はタイルなんですが、何やら蛇口をひねると出てくる水は黄色いし、その辺の爺さんはなぜか全部脱いでて、銭湯みたいに何か体洗ってるやつもいてるし…その他…ちょっとここでは書けない感じの汚さでした。
『ていうかこんな汚いところで用なんか足したくないんですけど…』
と思うのは普通の感覚だったと思います。
何もせずに共同トイレを出たら、親友Mと遭遇。
「おう、ここめっちゃ汚かったやろ?オレもさっきやってきたけど、ホンマもう鼻もげそうやったわ。ところでお前こんなところで何してるん?仕事は?」
「いや、今日はゼミコンがあって、仕事は休みで来てるんや。」
「へー、ゼミコンてどんなんなん?」
「ああ、そうやな、今回は合同ゼミコンっていって先生のゼミの歴代の子らが集まって話する会やな、近況報告が主かな。」
「ふーん、面白いんそれ?」
「うーん…まあ、お酒も入るし、そこそこに面白いと思うで。そや、今日はもう誰が誰か分からんやろし、Mも来てみたら?」
「え?オレ言っていいかいや?」
「ええやろ?別に、行ってみて空気みたいなん感じてみたら?」
「ああ、そしたらちょっと行ってみるかな。どうせ暇やし。」
と言うことで、会場にMと行くことになった。
焼き鳥屋を今度は左に曲がって、エントランスに着いた。『会費は3500円になります』と言われ、Mは渋々3500円を支払った。
そして会場に入ると、「えー、宴もたけなわですが…」なんて事を幹事の子が言っていた。
『うげ、さっきMは3500円払ったばっかやのに…』と思ってMを見ると
「別にええで、オレ空気がどんなんか知りたかっただけやし。」と言いましたが。
「いや、それじゃ悪いわ、何も飲み食いしてないのにお金だけ払うってのはやっぱよくないわ。」
という事で2000円を彼に握らせた。というのは3500円全額だと受け取らない気がしたので、残った時間で、お酒やジュースを飲んでもらうのと、空気感を少しだけ味わうとでは1500円はちょっと高いけど、3500円中2000円が戻ってくるなら納得して持ってってくれるだろうと踏んだのです。
案の定Mは『いいのに…』という目をしたけど、『いいから!』という僕の目を見て何も言わず2000円を受け取って会場のグラスを手にジュースを注ぎ始めました。
「何かお前が仕切ってないのって不思議な感じやな」
「いやいや僕が何でもかんでも仕切れるかいな、場所場所によって人の立場は変わるもんやで、僕なんて、ゼミではいいところなんて見せた事が無いと思うから、先生の目に良く止まる事が無かったんだろうと思うで。」
「先生の見る目の話か?」
「いや、僕の実力の話や。」
「なんかオレには難しくてよく分からんな」
「僕にも分からん、全てにおいて…万事がうまくいけばいいけどそういうわけにもいかんやろ?全力でやっても及ばんこともあれば裏目にも出る事があるし、よく分からんもんやわ。」
「なんかそれな…こう言っちゃなんやけどな、お前らしくないっていうか。何ていうのかな。もっとお前って結果ありきでも動くやつっていうか。やるって決めたらとことんやって納得するとか、そんな感じやったと思うんやけど。」
「え?どういう事。」
「誰に言われたとか、そういうのとかあんま気にせんっていうか。司会とかでも、しょぼかったらそいつのマイク奪って途中から自分が仕切るぐらいの感じやったし、何かもっとギラついてるっていうか、やる気っていうかな…ああ、まあそんな感じや。」
「いや、奪った事なんかないぞ。」
「そういう感じやったこともあるって言いたいだけや。何やろな、あきらめが悪かったって言うんかな。」
「まあ未練たらしいのは否定せんわ。」
「そういうのとは違う感じやな。もっと練習とかにもしゃしゃり出てきて、じゃあどうすればいいん?って聞いたら答えてくれるみたいな…」
「あ…そういう事…」
「分かった?」
「ああ、分かった、言わんとしとる事が…なるほどな、それってでもいい事か?僕にとってはそうじゃないんやけどな…」
というところで目が覚めました。
夢の中で僕について語るM。Mの言わんとしてる事は僕には分かりましたが、これが分かるという人は、Fについて上級者ですね。最近はそういう事しなくなりましたから。それでも分かる人は分かると思うけど。
僕の中ではどう考えても悪い部分なんだけどな…
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