階段スイッチ再び
この度こそは階段スイッチを復活させるために、不必要かもしれないですが、導線まで新たに買って来て、準備万端で修理に取り掛かる事にしました。
上はこないだ問題無いということが判明しましたので、今度は下のスイッチです。
ちなみに、階段スイッチ(三路スイッチ)の回路図は↓です。
1――――1
電源 ―――電灯――0――| |―0――
3――――3
いたってシンプル。
メチャ簡単。こないだ確認したのは左の電源から、左の1―3のところまで、確認というか、配線を張り直したのですが…
この、左の部分には原因がない事が判明しました。
というけで、今日は右側の1―3と0が生きているかどうかの確認です。
どこからするかというと…
とりあえずブレーカーを落としーの…電気が触れたらショートして危ないですからね…
で、ベニヤはがしーの…配線をむき出しにしなくては、どこかで配線が切れてるかもしれないですので…
その状態で、とりあえずテスタを使用してみる…
『…』
あれ…?電気来てないぞ…いや、スイッチには電源が来てるのに…
開始5分で、原因究明。どこかで断線してやがる…
本来はテスタが一番はじめなんでしょうが…
とりあえず、ベニヤをはがしたところに、それらしき断線された感じのはありません。
こういう電気配線で使う導線は、丈夫で、何度も折り曲げても結構断線しないものです。曲がってる部分も問題無さそう。何度か曲げた跡があったら怪しいけど、そうでないなら、疑う余地は無いのです。
『ここではないという事は…』完全にブラックボックス化してしまっているこの剥がしたベニヤの更に奥側が怪しいという事になるけど…
それはやはり手が届かないというか、なんぼ暇があっても足りません。
というのも、こういう電気配線は、安全のため、何か所かで固定されてて、引っ張ったぐらいでは取れないようになっています。
そのそうなってなければ、古いコードに新しいコードを結んで引っ張れば、見事入れ替えが完了するのですが…
どうにもそういう訳にもいかず、一応やってみましたが、物理的には無理そう。
それをするぐらいなら、天井や壁伝いではあっても、逆側から差し入れた方が…つまりは上の配線をしている方側に新しく配線しなおした方が、断然早くて簡単です…
今回はそれ込みで考えてたので、道具も揃えていました。
なので、取り替えるのをとっとと諦めてそれに取り掛かりましたが…
配線を引き直すために、まず一旦仮で位置を確定させて、今度は穴を通してコードを、これまた上のスイッチ側のベニヤの中に通していったところで…
『なにこれ…?』
負け側の電源の方(下のスイッチ側)の配線が、意味も無く切り取って更に結んであるのです。
更にそれを隠すかのようにビニールテープでぐるぐる巻きされています…
『おいおいおい…まさか、こんな影になったところにあるこの結び目…これが原因とちゃうのか?こんなん見た事ないぞ…誰が切ったんやこれ…』
僕か?僕がやったのか?知らん間に、スイッチの電源を割って更にくっつけた??
そんな馬鹿な。何でこんな陰になるところでそんな事せんなんのか。
陰になる…というのは、電気給湯器の陰になっててすごく見づらくなってるって事ですが…
ってこれその工事の時のんとちゃうのか!?
ビニールテープを外してみると…
やはりテキトーに繋いであるし、更には巻き込みが強すぎて根本から破断してるし…
これが原因やないか!!
というわけで、巻きつけてある部分を切除して、今度は2cm皮膜を切り取り、更に内側に2本通っている導線の皮膜を1cmずつ切りだしました。
そして、それぞれをコネクタに装着!
コネクタって本当に便利です。差し込むだけですからね。
そして、一旦ブレーカーを入れてみると…
うお、点灯!上から消して下で点けて下で消して上で点けてみましたが、ばっちり三路になっています。
おいおいおい…あんだけ配線(特に上)頑張ったのに、こんなしょぼいところとは…
とはいえ、使えるようになって良かった。
それにしても業者…これがプロの仕事かよ…
コネクタ持ってなかったなら、せめてもう少しうまくくっつけとけよ…
何にせよ、これで修理は完了しました。
せっかく買って来てた導線も使わなかったし、配線したのも電気を通さないまま回収となったし…
まさかあんな陰の無意味なところを切断しているなんて、思ってもみませんでしたからね…
何でそんな事したのか、さっぱりです。
僕がおらん間の工事だったのがやっぱり駄目でしたね。ちゃんと見とかないと…
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