抜釘手術
数か月前から決まっていたのですが、23日は抜釘手術をしました。
抜釘とは『ばってい』と読みます。
文字通り、骨をつなげる為に差し込んであったボルトを抜く手術です。
もう20年近く前になるんですね。部活の途中に左膝を粉砕骨折して…
まあいろいろあって、十字靭帯は切れてなくて…膝とはいえ、大腿骨ではなく、脛骨の方で…
要するに、多くあるひざの手術よりは軽傷だったという事なのですが…
まあそれでも僕にしてみれば大事件でしたが…それは周りの人もそうだったみたいですが…それも今は昔の話しです。
本来であれば、遅くとも、次の年には抜釘手術を行うのでしょうが、僕は『まあ、生活に支障が無いのであれば…』というのと、せっかくリハビリを経てまた、ほとんど元通りに動けるようになったのに、部活もあるのに、そういうの何となく口惜しいと言うか何というか…
とにかく、部活のためといえば聞こえはいいですが、また動けなくなるのと、その間にライバルたちが自分よりもより強くなっていくことが、耐えられませんでした。
という事もあって、ずるずるずるずる…
気が付けば20年近くです…
そうして、こないだから何か酷く痛むと思っていたので、整形に行って、あれよこれよとなって病院を紹介されて、手術という事になりました。
で…
手術といえば、ストレッチャーで運ばれていくシーンをイメージしていましたが…
残念ながら自分で歩いて行きました。
麻酔も、局部にするのかと思っていましたが、何と足の付け根太ももの根本ですし…
全身麻酔と局所麻酔と選べましたが、仕事もあるし、そうそう休んで等いられませんので、局所麻酔でした。
局所麻酔は骨まで麻酔が回らないとの事で…(じゃあ全身麻酔って骨まで回るって事か?)
…何が言いたいかというと…
手術中ですが、確かに骨を削ってたりするのとかを感じるんですよね。震動とかで。
『うお!今削ってる…ゴリゴリやってる…』
「何か音楽かけますか?」と看護師さんが聞いてくれたのですが、初めから小さく何かかかってたので、別にいいや…と思って断りました。
始めのうちは余裕もなかったけど、そのうち何となく冷静になれたので、確かにちょっと手持無沙汰でしたが…
無事に終わりました。
時計を見てみると『うお!2時間も?』
そしてびっくりしたのはそれだけではなく…
「終わりましたのでどうぞ」と言われて『へ?』となったのですが。
自分の足で歩いて出ていけと…?
「あの、車いすとかじゃないんですか?」と思わず聞いたのですが。
「車いすいります?」と逆に聞き返され…
「いや、大丈夫そうです…」と言って未だ麻酔の残る足にスリッパを履かせて出ていきました。
麻酔が切れてきても、それ程の痛みは感じませんでしたので、これは明日仕事できるぞ…
なんて考えていましたが、歩いてみると響いて痛いので…
『これで明日活動できるのか??』とメチャ不安になりましたが…
とにもかくにも自分にできる事は帰って休む事だけなので、残りの時間ゆっくりすることにしました。
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