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2014年10月23日 (木)

抜釘手術

数か月前から決まっていたのですが、23日は抜釘手術をしました。

抜釘とは『ばってい』と読みます。

文字通り、骨をつなげる為に差し込んであったボルトを抜く手術です。

もう20年近く前になるんですね。部活の途中に左膝を粉砕骨折して…

まあいろいろあって、十字靭帯は切れてなくて…膝とはいえ、大腿骨ではなく、脛骨の方で…

要するに、多くあるひざの手術よりは軽傷だったという事なのですが…

まあそれでも僕にしてみれば大事件でしたが…それは周りの人もそうだったみたいですが…それも今は昔の話しです。

本来であれば、遅くとも、次の年には抜釘手術を行うのでしょうが、僕は『まあ、生活に支障が無いのであれば…』というのと、せっかくリハビリを経てまた、ほとんど元通りに動けるようになったのに、部活もあるのに、そういうの何となく口惜しいと言うか何というか…

とにかく、部活のためといえば聞こえはいいですが、また動けなくなるのと、その間にライバルたちが自分よりもより強くなっていくことが、耐えられませんでした。

という事もあって、ずるずるずるずる…

気が付けば20年近くです…

そうして、こないだから何か酷く痛むと思っていたので、整形に行って、あれよこれよとなって病院を紹介されて、手術という事になりました。

で…

手術といえば、ストレッチャーで運ばれていくシーンをイメージしていましたが…

残念ながら自分で歩いて行きました。

麻酔も、局部にするのかと思っていましたが、何と足の付け根太ももの根本ですし…

全身麻酔と局所麻酔と選べましたが、仕事もあるし、そうそう休んで等いられませんので、局所麻酔でした。

局所麻酔は骨まで麻酔が回らないとの事で…(じゃあ全身麻酔って骨まで回るって事か?)

…何が言いたいかというと…

手術中ですが、確かに骨を削ってたりするのとかを感じるんですよね。震動とかで。

『うお!今削ってる…ゴリゴリやってる…』

「何か音楽かけますか?」と看護師さんが聞いてくれたのですが、初めから小さく何かかかってたので、別にいいや…と思って断りました。

始めのうちは余裕もなかったけど、そのうち何となく冷静になれたので、確かにちょっと手持無沙汰でしたが…

無事に終わりました。

時計を見てみると『うお!2時間も?』

そしてびっくりしたのはそれだけではなく…

「終わりましたのでどうぞ」と言われて『へ?』となったのですが。

自分の足で歩いて出ていけと…?

「あの、車いすとかじゃないんですか?」と思わず聞いたのですが。

「車いすいります?」と逆に聞き返され…

「いや、大丈夫そうです…」と言って未だ麻酔の残る足にスリッパを履かせて出ていきました。

麻酔が切れてきても、それ程の痛みは感じませんでしたので、これは明日仕事できるぞ…

なんて考えていましたが、歩いてみると響いて痛いので…

『これで明日活動できるのか??』とメチャ不安になりましたが…

とにもかくにも自分にできる事は帰って休む事だけなので、残りの時間ゆっくりすることにしました。

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